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ヴァンダルハーツ
〜失われた古代文明〜
ジャンル シミュレーションRPG
対応機種 プレイステーション(PS)
セガサターン(SS)
開発元 コナミコンピュータエンタテインメント東京(PS)
コナミコンピュータエンタテインメント名古屋(SS)
コナミコンピュータゲームズ青山(Windows98)
発売元 コナミ
人数 1人
メディア CD-ROM1枚
発売日 [[image:テンプレート:Country flag alias Japan|border|25x20px|テンプレート:Country alias Japanの旗]] 1996年10月25日(PS)
[[image:テンプレート:Country flag alias Japan|border|25x20px|テンプレート:Country alias Japanの旗]] 1997年11月27日(SS)
[[image:テンプレート:Country flag alias United States|border|25x20px|テンプレート:Country alias United Statesの旗]] 1997年3月27日(PS)
[[image:テンプレート:Country flag alias Europe|border|25x20px|テンプレート:Country alias Europeの旗]] 1997年6月1日(PS)
価格 未調査
対象年齢 CERO: C(15歳以上対象)
売上本数 日本の旗 約15万5525本
  

ヴァンダルハーツ〜失われた古代文明〜』(ヴァンダルハーツ うしなわれたこだいぶんめい)は、コナミ(現、コナミデジタルエンタテインメント)が1996年10月25日が発売したプレイステーションおよびセガサターンシミュレーションRPG。テーマソングはヤドランカが担当。

2003年7月に続編の『ヴァンダルハーツ2~天上の門~』が発売。2009年4月にはシリーズ3作目にあたる『Vandal Hearts: Flames of Judgment』が海外で発表されている。

概要[]

テンプレート:節stub

ゲームシステム[]

ゲームは、舞台となるイシュタリア諸国が描かれたマクロマップに配された各拠点を移動し、指定された戦闘マップをこなすことで進行する。ゲーム進行に直接関係する戦闘マップでは主人公アッシュが半強制的に出撃、アッシュが死亡するとゲームオーバーになる。

戦闘シーンは3Dポリゴンの立法系ヘクスに2Dキャラクターを配置する形で構成されており、三次元的表現がなされたフィールドになっている。戦闘は先行と後攻に分かれたターンバトル。 ターン中でも隣接して攻撃して敵ヒットポイントが残っていた場合、しかるべき反撃を受けてしまうので注意が必要。なお遠隔攻撃(魔法や弓・投てきなど)は該当せず、またこれらは敵から味方でも同様の事が言える。 ストーリーの進行により仲間のキャラクターが増えたり、また減る事もある。各キャラクターには特有のクラスがあり、またレベルやストーリーの進行度合いに伴い、より上位のクラスへのチェンジも可能。 基幹となるクラスは戦士、飛兵、弓兵(投)、武道家、重戦士、魔法使い(聖)の6種類で、それぞれ得手・不得手のクラスが存在し、戦士・武道家は弓兵に強く、弓兵は飛兵に強く、飛兵は戦士・武道家に強い。これら四種類のタイプを兵士系としてまとめ、兵士系に対して有利なのが重戦士。アーマーナイトに強いのが魔法使い系、魔法使い系に強いのが兵士系と小さな三すくみに大きな三すくみを重ねた形になっている。

テンプレート:ネタバレ

ストーリー[]

テンプレート:節stub

登場キャラクター[]

プレイヤーキャラクター[]

アッシュ・ランバート
基本クラス=ヒーロー
主人公。イシュタリア警備兵団第16小隊を率いる戦士で、「黒い疾風」の異名をとる剣の達人。
裏切り者の息子とさげすまれる幼年時代を送ったため、祖国への忠誠心を何よりも大事にしている一方、テロが多発し、汚職が横行する現在に疑問も感じている。
ある秘密任務を命じられたことがきっかけで、旧王朝の秘宝を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていく。
ホセ・カルパス
基本クラス=アーチャー
アッシュの部下。無類の女好きでお調子者だが、戦闘で張り詰めた仲間の気持ちをジョークで和ませるムードメーカーである。実は大商人リズモン家の跡取り息子だが、家庭を顧みない父親に反発して家を出て、母親の姓を名乗っている。
キース・バルドー
基本クラス=ソルジャー
剛勇無双の巨漢。常に冷静沈着で、状況を的確に分析しては仲間に忠告を与えている。
過去に自分が捜査した密輸事件の犯人に恋人が殺されており、心の傷になっている。
エリナ・ソーン
基本クラス=メイジ
並外れた魔法の才能をもった少女。
革命戦争時に戦場をさまよっているのをベラスコ将軍に拾われ、養女となった。当時、強い精神的ショックにより記憶を失っており、「エリナ」の名もベラスコ将軍につけられた。
行方不明になった父を探すため、アッシュたちとと行動をともにするようになる。
ホルクス・ターナー
基本クラス=ヒーラー
エリナの教育係として、幼いころよりエリナの面倒を見てきた老人。
保守的な性格で、伝統や格式を重んじる。行儀作法にやかましいがエリナを実の孫のように思っている。戦いは苦手だが回復魔法は得意。ゲニウスとは幼馴染。
リーン・シヴァ
基本クラス=アーチャー
旅の女傭兵。苦戦するアッシュたちに助太刀し、以後行動を共にする。
元は貴族の娘だったが、革命戦争で家族を殺されており、人を信じられなくなっている。
実はドルフの送り込んだスパイで、アッシュたちの行動を逐一報告していたが、最後にはアッシュ達の下へ戻っている。
ラドー・マークス
基本クラス=ソルジャー
屈強な船乗り。無頼の徒を気取っているが、実は義理人情にあつい熱血漢。
海賊に仲間が殺され、酒におぼれた日々を送っていたが、アッシュたちとの出会いを機に再び立ち上がる。
実は、海賊レッドラムは実の弟であり、仲間を殺された怒りもあるが、弟を殺すわけにもいかず悩みに悩んでいたが、最終的に自身の手で決着を付ける。
ドルメン・ガラン
基本クラス=ソルジャー
イシュタリア国防省の軍人で、ギルバレス島調査隊ではベラスコ将軍の副官を勤める。
実直な性格で部下の面倒見もよく信頼も厚い、生粋の武人。軍人としてアッシュより階級はかなり上と思われるが、アッシュをリーダーとして尊重している。
アモン・ミゲル
基本クラス=アーチャー
ドルメンの部下として部隊に赴任した新兵。
ギルバレス島で魔物の軍勢に襲われていた所をアッシュの部隊に救われ、その後ドルメンともども仲間となる。気弱で大人しい性格。サリアに気がある。
サリア・ラーナ
基本クラス=ヒーラー
アモンと同じくドルメンの部下として部隊に赴任した衛生要員。
ドルメン、アモンと共にアッシュの部隊に入る事になる。アモンとは対照的に勝気な性格で、恋人探しと言う名目で軍に入った。
サムデラ・ルース
基本クラス=メイジ
時空の狭間に飛ばされたアッシュの前に現れ、現世への脱出に手を貸した謎の魔道士。
本名はサムデラ・ルース・ラスタベリで、後世に伝わるほどの魔法使いであったが、弟子であったガモーの裏切りに遭い時空の狭間に飛ばされた過去を持つ。
その時のショックで魔力の殆ど失ってしまったが知識は健在で、古代の因縁が多く絡む本作では参考となる意見も多い。
ゲニウス・シュタインホフ
基本クラス=アーチャー
帝国に捕縛されたキースが刑務所内で出会った男で、実は元帝国の機械翼(ホークナイトが装備している物)を開発した技術者。
キース達の刑務所脱走に便乗し仲間となる。職人気質で口が悪い。ホルクスとは同郷育ちの幼馴染みでよく口喧嘩をする。

その他のキャラクター[]

ヘル・シュバイツ
イシュタリア国防省長官。
タカ派的政策を取る強硬な野心家でドルフと共に策謀を巡らし、後にイシュタリアを軍事国家に変え、皇帝として君臨した。
裁定の炎を帝国のシンボルにしようとしていたが、ドルフの裏切りで命を落とす。
ケイン・シュバイツ
イシュタリア国防省の特殊部隊クリムゾン総隊長。ヘルの息子。
アッシュとは兵学校が同じで、アッシュの顔を見るなり何かにつけ嫌味をぶつける冷徹かつ陰険な性格。
見下しているはずのアッシュに勝てない現実から、最後はガモーの呪法によって暗黒騎士と化し、アッシュとの最後の戦いに望んだ。
ドルフ・クワイヤー
イシュタリア共和国議会の新進議員。
ヘルと裏で結びつき、アッシュ達を騙してイシュタリア帝国建国の為の布石を打った狡猾な策士で、魔人化したベラスコと互角の魔力を持つ魔道士でもある。
実は現イシュタリア共和国建国の際の権力抗争で殺されたアレスの息子で、その事実を闇に葬ったイシュタリア国の存在そのものを裁定の炎で滅ぼそうとした。
事実上の本作のラストボスである。
ガモー・ザッシュ
ドルフの右腕として暗躍する暗黒魔道士。
かつてはサムデラの弟子であったが、彼を裏切って陥れようとした際に時空の歪みに飲まれこの時代に流れ着いた。ドルフに裁定の炎の事を教えた張本人。
裁定の炎の力をその目で見るため、幾度となくアッシュ達の前に立ちふさがり妨害工作を行う。
ベラスコ・ソーン
イシュタリア国防軍将軍でエリナの養父。
一介の農家の生まれながら腐敗したアッシャー王朝との戦いで大活躍した事から英雄と称えられている。
しかし、ヘルとドルフの陰謀に巻き込まれ、ギルバレス島の遺跡調査にて裁定の炎の結晶である魔石に触れた事で凶悪な魔人と化してしまう。
その後アッシュ達に救われるが、ドルフとの戦いで時空の狭間に飛ばされ、そこで静かに息を引き取った。
クラウス・ベックナー
イシュタリア護民庁直轄のイシュタリア警備兵団団長。
アッシュ達の上官として彼らの指揮を担い、イシュタリア帝国政権下ではレジスタンス勢力のパイプ役として活躍した。
前革命戦争にも従軍した過去があるが、その後の新政権樹立の裏で巻き起こる陰謀によって、親友のウルを結果的に殺してしまった負い目があった。
ヴァンダルハーツの影響で凶暴化したアッシュを止めようとして彼に斬り付けられるが一命は取り留めた。
ウル・ランバート
旧革命軍の戦士でアッシュの実の父。
反乱軍内の諍いで殺されそうになったアレスをただ一人庇っていたが、アレスを裏切り者と誤解したクラウスによって殺された。
彼自身はアッシャーの貴族と通じていた裏切り者として死んだと公表され、アッシュは辛い少年時代を送る事になる。
賢者アレス
腐敗したアッシャー王朝にレジスタンスを率いて戦いを挑み、見事勝利を勝ち取った反乱軍の指導者。
しかし、戦乱終結後に彼の事を快く思わない勢力によって旧アッシャー王朝と繋がる裏切り者の汚名を着せられ秘かに拘束、殺害された。
この事実は揉み消され、行方不明と言う扱いになったが、後に彼の息子であるドルフは真実に気付き、イシュタリアの破滅と言う狂気の野望を抱く原因となる。

用語[]

ヴァンダルハーツ
古代ブラフ帝国が裁定の炎への対抗策として生み出した破滅の剣。
裁定の炎を相殺しうるほどの強大な力を秘めるが、持つ者の心の闇を増幅させて凶戦士化させてしまうリスクを孕む。
成長する金属で形成されており、持ち手がヴァンダリアンとなるとネオVハーツへ進化する。
裁定の炎
古代ブラフ帝国が生み出した謎の高エネルギーで、強力な負の波動を秘めている。
その力はギルバレス島付近の島々を吹き飛ばすほどの威力で、やがてブラフ帝国滅亡の原因となった。
その後、救世主トロアによって魔石として結晶化されてギルバレス島の城塞遺跡に封印される事になる。
ドルフとガモーの策略で再びエネルギーとして解放され、世界滅亡のための手段として行使されそうになった。
王家の指輪
トロアが神々より裁定の炎を封ずる手段として授かった指輪。
魔石として封印された裁定の炎を再びエネルギー体に戻す事が出来るとされている。
旧革命戦争で失われていたが、流れ流れてホセの実家であるリズモン商会に渡っていた。
救世主トロア
荒れ狂う裁定の炎を王家の指輪の力で封印し、災いを鎮めた勇者。
その後、彼の子孫が前政権のアッシャー王朝を築いたとされている。
ヴァンダリアン
ノヴァ、アース、マナ、ロゴス、ケイオス、ヘヴンの6つのプリズムを集めた者のみがなれる伝説のクラス。
アッシュ専用のクラスで、専用の装備で身を固め、さらには戦士系でありながら味方どころか敵が使う魔法すら全て使う事が可能である。
余談だが、このヴァンダリアンになると兜の所為でアッシュの顔が見えなくなる(スタッフ曰く「ヴァンダリアンの装備は全てラージサイズだったから」)。
古の民
かつてサステガリア大陸で栄華を誇った古代ブラフの民。
ヴァンダルハーツや裁定の炎を生み出すほどの高度な魔道技術を持っていたが裁定の炎の暴走により文明は崩壊した。
生き残った者はその技術をほとんど捨て、トルネー山脈の奥でひっそりと暮している。
精鋭部隊クリムゾン
イシュタリア国防長官ヘル・シュバイツが独自に創設した治安維持部隊。
隊員はその名の通り全身を深紅の武装や衣装で覆っており、その人員は戦士から魔道士まであらゆる分野のエリートで構成されている。
ヘルの実子であるケイン・シュバイツを筆頭とするクリムゾンリーダーと呼ばれる複数の隊長格が存在している。

テンプレート:Video-game-stub

ar:فاندال هارتس it:Vandal Hearts pt:Vandal Hearts

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