コナミ Wiki
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コナミ(開発子会社各社、及び現在のコナミデジタルエンタテインメントを含む)のオリジナル作品に登場するキャラクターのカテゴリ。

登場人物[]

主要人物[]

デオン・ド・ボーモン
本作の主人公。騎士道を重んじる青年。パリの治安を預かる捜査官の職にあったが姉リアを何者かに殺害され、その事件の真実究明に乗り出す。その旅においてデュラン、ロビン、テラゴリーと組み、「四銃士」と名乗る。
意識を失った時にリアの魂がその体を使ったのをきっかけに、リアの魂が現世に降りる器となる。リアが乗り移っている間は体と意識はリアに支配され、剣の腕が上がるだけでなく、声や仕草もリアに変わる。愛用のスモールソードはハンドガードやカップガードではなく、ツーハンドソードの鍔のような独特の形状の鍔を装着されている。これは姉リアの形見である十字架のブローチに退魔の効果が見られたため、それを鍛冶屋に頼んで溶接させたためである。これにより、ブローチの効果が剣にも及ぼされ、リアの霊が憑依すると、血の文字が刀身に浮かぶようになった。
優秀な外交官として実在した人物。美しい女装を武器として成功した外交や女装の騎士の伝説を残しており、後に異性装癖(服飾倒錯)を意味する心理学用語「エオニズム」の語源となった。
旅に出てからは、マリーからもらったドレスでたびたび女装し、リアを知る者と接触を図る。一連の騒動後はパリを出て、ブロリーの追手から逃れるため女装姿での逃亡生活で生涯を送ることになる。
リア・ド・ボーモン
デオンの姉。序盤で何者かに殺害される。殺害された後もその魂は彷徨い続け、デオンを魂の器として現世に再び現れる。剣の達人であり、同時に強力な詩人でもある。詩篇を無効化する力を行使できる。
実は王家の詩の内容を知っており、そのためにルイ15世に殺されていた。また王家の詩を開いた際にその内容を憂い、詩の中の重要な一部を抜き取って自らの体に刻んで隠していた。その正体はルイ14世の婚外子である王家の血族であり、マクシミリアンと兄弟の関係であることが最終話で明かされる。その際、ルイ15世から自身の嘱託殺人を委託されるが、それを却下したことだけが唯一の不忠となった。
デュラン
リアを知る青年。軽薄に見えて切れ者。懐中時計と彼の体の一部には"nqm"が刻まれている。登場人物の中では珍しく、スモールソードの他にマンゴーシュを使用する(左手にマンゴーシュを持つ剣術は16世紀から17世紀に全盛であった)。
実在した外交官で、史実でも優秀な外交官であった。イギリスに渡り王家の詩を持ち帰る際に、秘密を知る仲間を殺す密命を受け苦悩する。
最後は体のnqmの刻印がH∴Oに変化しガーゴイル化。仲間を襲うが、デオンに刺殺される。
ロビン
マリーに拾われた少年。武器は銃。未熟な面もあるが才覚は確かで、仲間たちからの信頼は厚い。
終盤、デュランやアンナらの命を奪った黒幕がルイ15世だと知り、復讐のためマクシミリアンと行動を共にする。
最後に王家の詩を手にしたのは彼である。その際、王家の詩は「革命の詩」に変貌した。その後、彼は「マクシミリアン・ロベスピエール」の名と思想を受け継ぎ、革命に身を投じる。
テラゴリー
ボーモン姉弟の剣の師匠。ルイ14世の時代からフランス宮廷に仕えている。一連の騒動においてデオンから協力を依頼され、旅に同行する。
しかし、その裏でルイ15世のなす騎士への不義に抗してオルレアン公に仕えており、彼のスパイとして動いていた。王家の詩奪還後、オルレアン公側に寝返り仲間を裏切った。
最後はデオンとの一騎討ちで勝負を挑んできたが、オルレアン公を射殺しようとしたロビンの銃弾を、主人から庇い死亡した。(デオンは「ロビンに王族殺しの罪を負わせないためだ」と告げている)。
史実でもデオンの剣の師匠で、当時のパリ最強の騎士であった。

革命教団[]

マクシミリアン・ロベスピエール
革命教団に属している強力な詩人。元はデュランとリアと同じくルイ15世に仕えていた機密局の一員だった。
リアに結婚を申し込んでいたが、王家にリアを殺されたことでその復讐に乗り出す。実は幼い頃に身分をルイ15世と入れ替えられており、彼こそが真に王家の血筋を引く者であり、本来は彼がルイ15世となるはずだった。
終盤は革命教団を裏切りルイ15世を殺害しようとしたが、ブロリーによって刺殺された。
史実ではルイ16世の年齢に近い世代である。物語上は、後にマクシミリアン・ロベスピエールの名をロビンに受け継がせることで実際の歴史とリンクを取ろうとしている。
サン・ジェルマン
錬金術師。カロンの上司でフランスにおける革命教団の指導者。多くの人物に取り入っており、特にポンパドール夫人の重要なパトロンとして暗躍する。
終盤、マリーを殺害しようとしたが返り討ちに遭い、マクシミリアンとロレンツィアによって止めを刺された。しかし、王家の詩の力でガーゴイルとして復活させられ、王城で交戦するデオン∴リアたちのもとへ呼び寄せられるも、デオンらによって倒される。
カロン
サン・ジェルマンに仕える詩人。サン・ジェルマンから詩篇を与えられることで怪力やガーゴイルを操る力を発揮するが、デオン∴リアに敗北し、自決する。その折に、ベルサイユに集う貴族への批判をデオンへ投げかけた。
カリオストロ
様々な身分を騙る詐欺師。詩に対する知識はある。
酒好きで特にウォッカが気に入っている。最終的にロビンと共にフランス革命に身を投じる。
ロレンツィア
カリオストロと共に行動をしている女性。基本的に口数が少なく、無表情。強力な詩人である。史実ではカリオストロの妻で、時折娼婦に身をやつしていたため、本作でも艶な描写が多く観られる。
カリオストロと共にフランス革命に身を投じることとなる。
ボロンゾフ
ロシア貴族。毛皮商人としてフランス宮廷に出入りしていた。かつてはエリザヴェータの騎士としてロシアの改革に邁進していたが、改革のために貴族の地位を捨てるように言われ拒絶し、革命教団に身を投じた。
フランシス・ダッシュウッド
革命教団の首魁。「地獄の火クラブ」という秘密結社を主宰していた人物。
王家の詩の力を利用して革命を起こそうとしていたが、「王権」を否定しきれなかったため、マクシミリアンによって排除される。

フランス[]

ルイ15世
フランス国王。国民からは「最愛王」と呼ばれる。
ルイ15世直属の情報機関「王の機密局(Secret du Roi)」も実在していた。
実はブルボン家の人間でもフランス人ですらもなく、王家の詩の予言を守るために幼い頃に身分をマクシミリアンと入れ替えられていた。
そのため、自らの出自に気付いたものや、その事実に辿りつく可能性があるものを殺害したり、粛清するよう命じた。
王家の詩を取り戻した後、その呪縛を憂い、詩を破いて火に投げるがその直後から体が腐ってゆく。物語中では明確に死亡していない。
マリー
ルイ15世の正妻。常に涼しく神秘的な雰囲気があり、デオンやロビン、アンナから慕われている。
強力な詩の使い手であり、サン・ジェルマン伯爵も彼女にかなわない。王家の詩の内容を知ってしまったため、口封じのためにルイ15世に毒殺されたが、最期までルイ15世への愛を貫いた。
ポンパドール夫人
ルイ15世の公妾であり、爵位は侯爵夫人。フランスの政治を取り仕切っている野心家。過去、フランス宮廷に昇るために邪魔な存在だった自分の娘・ベルを殺害した。
終盤、マリーにベルの殺害を指摘され狼狽し、最期はマクシミリアンによって殺害された。
オルレアン公
ルイ14世の弟。EDの生没年はルイとルイ・フィリップ1世の親子のものを基にしている。
革命教団と手を組み、自らが王となるため暗躍するが、終盤で企みが露見し失脚する。
ベル
髑髏である謎の少女。マリーに、いつも本当の母親のことを尋ねている。
実はポンパドール夫人の娘アレクサンドリーナ(の頭蓋骨)で、栄達のために彼女の手によって殺害された。終盤で実母と再会し、冥福を得て髑髏からNQMの文字が消えた。
オーギュスト
マリーとルイ15世の孫。寂しがりやでアンナに懐いている。
最終回にて即位し、ルイ16世となる。
アンナ
デオンの許婚にしてオーギュストの侍女。彼の事を常に気にかけている。
マリーが殺害されるところを目撃してしまい、口封じのためにルイ15世に刺殺された。
ブロリー
機密局員の最高責任者でルイ15世の忠臣。「御意」が口癖。王家の詩の予言を守るために暗躍する。
マクシミリアンを殺害しようとした際に彼の詩によって失明したが、その後もデオンとロビンを追い続けた。
プラスラン
外務大臣でポンパドール夫人の取り巻き。ポンパドール夫人と共にフランスの政治を取り仕切る。
ゲルシィ
イギリス大使。元機密局員でデュランの友人。かつてはフランスに忠誠を誓っていたが、スコットランド人との混血であったことから、その忠誠心は薄れ、現在は金銭にしか興味がない。イギリスにおいてデオンたちに協力するが、自分の身が危険になると即座に裏切った。
ベルニス
パリの秘密警察官。デオンの同僚。デオンらと共にパリの女性行方不明事件を捜査していたが、革命教団の手によってガーゴイル化されてしまい、デオン∴リアによって倒された。

ロシア[]

エリザヴェータ
ロシアの女帝。リアとは面識があり、国の方針等は彼女の提案である。デオンらの協力の下、ベストゥージェフを失脚させ改革を促進しようとした矢先、マクシミリアンによって殺された。
エカテリーナ
ピョートルの妻だが、常に夫の暴力に苛まれている。エリザベータの意志を継ぎ宮廷クーデターを起こし、ロシアの女帝となる。
ピョートル
エリザヴェータの甥。ロシアの玉座に就こうと、革命教団が提案した策略に踊らされる。エリザヴェータの死後、念願の皇帝に即位したが、妻エカテリーナの起こした宮廷クーデターによって帝位を追われ処刑された。
ベストゥージェフ
ロシアの大宰相。守旧派の大物で革命教団と通じエリザヴェータ暗殺を図るも、デオンらによって阻まれ失敗・逮捕された。ピョートルの即位によって大宰相に復帰したものの、エカテリーナの宮廷クーデターによって再び失脚。マクシミリアンに用済みと見なされガーゴイル化され、デュランに倒された。

イギリス[]

メアリー・シャロット
イギリス国王ジョージ3世の正妻。リアと親交があった女性。明るい性格の持ち主。
実は劇中で登場したメアリーは彼女に扮した妹。本物のメアリーは既に病気で死んでおり、デオンと同様に妹がメアリーの魂をその体で受け止め、姉に扮していた。
ジョージ3世
イギリス国王でメアリーの夫。王権復活を目指し革命教団に協力する。ダッシュウッドの死後、革命教団との関係を指摘され退位した。
サンドウィッチ伯爵
海軍大臣。「地獄の火クラブ」のメンバー。
革命教団と通じており、デオンたちを捕らえようとする。ダッシュウッドの死後、デオンたちへの報復と失態の挽回を図るが、ジョージ3世に見放され失脚した。
ロバート・ウッド
外交補佐官。フランスとの外交における機密書類を常に持ち歩いている。その書類の中に詩篇が含まれていることから、デオンたちに狙われる。

総ページ数 (2)

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